苦境の訪問介護

朝日新聞2025.01.29朝刊総合3面を読んで

 大見出し:苦境の訪問介護 休廃業448件

 中身だし:昨年 基本報酬引き下げで「先が見えぬ」

概略: 2024年の介護事業者の休廃業は612件、前年510件より2割増えた。612件中7割超は訪問介護事業者である。訪問介護をめぐっては、24年度の介護報酬見直しで、基本報酬が減額され居宅介護の崩壊につながると危機感あり。

 私見:自宅に居住される要介護者の方々を、戸別訪問して介護サービスを行うのが、訪問介護事業である。このサービス介護作業には報酬額が付く。ただし、事業所から要介護者の自宅へ移動する時間については、0円に等しい。この移動時間も報酬額として加算すればよいのだが、要介護者の負担額が増加するので、素直には決まらないであろう。 戸別訪問の訪問介護事業はますます厳しくなると思う。

 今後、訪問介護を希望する要介護者は、自宅でなくて要介護者の集団アパートに入居(住まい)して、訪問サービスを受けざるを得ないであろう。いつまでも自宅住まいに固執して、家族、身内の介護支援を受けるのを、当たり前と思う要介護者もおられることだろう。

 特に、団塊世代で団体生活を好まない方々には、介護サービスが十分にいきわたるであろうか? 私も頑固な後期高齢者である。まだ要支援要介護の状態ではない。特別養護老人ホームでパート介護福祉士(介助士)として働いでいる。 今後、老えば子に従え世間の流れに沿えと、自問自答している。 2025.02.02