朝日新聞 2020.03.04 朝刊 19面 医療 老いとともに(独居)

 

 見出し:ひとり暮らし 健やかに。 

記事序文:一人で暮らしている高齢者が増えている。独居は「寂しい」といったイメージもあるが、体やこころの健康への影響は、独居であることだけでは決まらないことが分かってきた。一人でいても幸せを感じるために大切なことは何か。どんな支援が必要か考えていかなければならない。

 

 中見出し1:社会との接点 心身の刺激。

 中見出し2:会話や経済的な余裕 大切。

記事抜粋:就労の場があれば、自然と出かける機会が増え、会話も多くなる。収入額によっては、暮らし向きがよくなることも期待できる。その一つが全国老人保健施設協会(略称:老健、俗称:老人病院の団体)が、中心となって取り組む「介護助手」だ。

 元気な高齢者に老健施設で部屋の掃除や片付け、食事の配膳や衣類の準備といった、比較的簡単な作業を担ってもらう。こうした業務も従来はプロの介護職員が担っていたが、介護助手にやってもらうことで空いた時間を、本来の介護業務にあててもらう試みである。深刻化する介護の担い手不足を補うことにもつながるのではないか、という期待もある。

 週に3回程、1回3時間くらい働き、月に2~4萬円程度の収入になる。「賃金はさほど高くないが、社会貢献をしたい人には向いているのでは」と、同協会の会長は話す。

 

 介護助手についての明るい記事内容だったので掲載した。団塊世代の介護は、健康な団塊世代が介護に付随する作業の一部を担当しなければならないと思っている。介護助手の業務が、元気な団塊世代に担当できる作業そのものであると考えている。現在の私には、体力的な限界があり、すでに身体介助を外れ、介護助手等の仕事をしている。いまでも、少しは人様のお役に立っているとの自負がある。ただそれだけではない。お世話している入所者(要介護者)の皆様は、私より高齢であり、さらに身体の一部には支障がある。しかし皆様はすこぶる元気である。その皆様の元気な姿を見て、自分にも、元気が湧いてくる。皆様と同年代まで生きれると思いながら、介護助手をしている。                   投稿  2020.03.04